2009年07月11日

これでいいのか・その2

早速、見学してきました。
大事なおばあちゃん、Iさんの終の棲家…

「これでいいのか?」と秒刻み、
私の中のマグマが動き出しています。

A施設に到着。
エレベーターで案内され、この話が始まります。

Iさんの部屋はどんなところになるのだろう?
Iさんはどんな生活を送るのだろう?

職員さんに名刺を出し…

認めたくない景色は、敢えて見ないように
部屋を見せていただきました。

最初に覗いた部屋も、頭の中は???
「ここは、個室です。他に4室あります。」

職員の方より、先に次の部屋を覗きました。
「そちらが多床室です」

ありえない!
どの部屋も、ベットとポータブルトイレだけです!
あと、何もないんですよ!
それで、生活できますか?
“私”の荷物は、どこにあるのですか?


フロアーに戻りました。
「みなさん 同じ顔してる」と、一緒に行った職員の声に
やっとそこに居られた皆さんに気が付きました。

そう云えば、私達がエレベーターを降りたときから
ずーっと そこに 居られたのです。

あわてて「こんにちはー!」と挨拶をさせていただきました。
広ーい フロアーに響くだけ。
しーんとしています。

以前、お付き合いをさせて頂いていた
おばあちゃんのお顔が懐かしくて、そばに行き話しかけました。
忘れられてはいましたが、前のように受け答えして下さいます。

「ありがとうございました」とまたエレベーターで車に戻りました。


時間が経過するに連れ、光景が蘇ってきます。
それと共に、動揺が募ります。

フロアーの椅子に掛けておられたみなさん、
どうして、どなたもお話しておられなかったのですか?
どうして、職員はフロアーにいないの?


皆さん、人なんですよ!
人間だけど、人として生活ができていない…

『すまいる』を見学に来てくださる方が、言って下さいます。
「いいところですね!」

違います!
『すまいる』が“普通”なのです。

時間です。
三日後に、上記施設に入所される方を贈る会です。


会のご報告 … また読んでください。

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posted by Butoh at 17:30 | Comment(0) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月10日

これでいいのか・その1

どこにでもいませんか?
朝、「うッ、酒臭ーいー(長音記号1)」っていう人…

すかさず、大先輩に見抜かれます。
「また いっぱい飲んだんだろぉ?!」と、
お泊りいただいている おばあちゃんハートたち(複数ハート)

そんなことが 度々あるごとに
「こんどは、ここで、皆さんと一緒にしようよ」
と、繰り返していたButohの強い希望が
明日 実現です。

本来『すまいる』は酒・たばこ、何でもあり
そぉ、フツーウ なのです。

オードブルを2つレストラン
お酒の後は、美味しいスイーツバースデー
注文しました。

酒を飲んだことない と言うおばあちゃんも
“甘ーい、ジュースバーのようなものなら”
と、人生90年の初体験も待っています。

でも・・・でも、

隠れた、涙があるのです。


「ダメ!ダメ!涙は禁物です。
あくまでも、暑気払いなんだから。


私達 皆の大好きな おばあちゃんが
水曜日、特養に入所です。
ちょうど 7月がお誕生日なので
「あッ、そう言えば Iさんの誕生日でしたねぇ」と
あくまでも、自然に自然に

だって、ご本人は何も知らないんですもの・・・

たぶん、当日は ご家族と一緒に行く いつもの受診日のように
「じゃあ、ちょっと行って来るね」と当たり前に出かけられるでしょう。

「行ってらしゃーい手(パー)手(パー)手(パー)
私達はどんな顔でもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)言うのでしょうか?

膝が痛いけど、歩けます。だから、行き先は出口のない徘徊棟です。
玄関等に鍵掛けの施設に良く出会います。

『すまいる』は「鍵、禁止」

知らないところに たどり着いて、
足が痛くて 動けなくなるまで 何かを探すのでしょう。


朝起きると、着替えて 顔を洗い髪をとかすと、
お茶を飲んで、花壇の花の水くれが日課でした。

周囲の草取りも 自分の仕事にしてくれていました。

晴れている夕方は、外に散歩。
「外に出ると、気分が晴れるもんねぇ」と・・・

職員の心配、『すまいる』に来てくださる
お客様のお茶の心配、ボランティアの子ども達の おやつの心配。

仕事を終わった職員を、玄関まで送ってくれていました。

・・・ ・・・ ・・・小雨

「それぞれの人生の週末を、その方らしく 最後まで
お付き合いさせていただきたける事業所にしたい」と夢を抱きつつ、
今まだ、『すまいる』の器が間に合いませんでした。
ご家族の事情も、充分理解するところですので
力不足に ただ ただ 残念無念ですバッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

これでいいのでしょうか???
職員一同、思いは一緒

明日は、かねてからの おばあちゃんとの合コン
みんなー、精一杯の“笑顔”でぇわーい(嬉しい顔) 飲むぞービールexclamation×2

事後を、ご報告いたします。ご感想をお待ちしています手(パー)

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posted by Butoh at 20:45 | Comment(2) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

“立ちション”どう思いますか?

立ちションは立派な尊厳だと思います。
が…

「座ってしてください」なんて声が聞こえると“カーッ!”ちっ(怒った顔)

すぐに職員を呼び「なんで座ってしなければいけないの?」と噛み付きます。


その昔、私の記憶には、大人の女の人は立って(正確には中腰でしょうか)おしっこをしていました。
それも道端で

大人っぽいぴかぴか(新しい)ような気がして、真似をしてみた(?)いと思ったこともあるような気がします。

様式トイレが一般的になりましたが、豪邸や少し古い家には今も「男用」なんて、トイレが二つある家も珍しくありません。


話を元へ戻すと、男の人は、物心つくころに教えられたり真似をしたりで、
「男は立っておしっこをするものexclamation×2」と、まるでそうでなければ男じゃあないように身に付けてくるのです。
(最近の子育ては、そうとばかりではないようですが…、これは、おかあさんの力が強くなった為と考えますが)

それを、80年のその方の人生を否定して
「座ってしてください」
なんて、私は意義ありです。

便器周りの掃除の手間と、80年の歴史と…もうやだ〜(悲しい顔)

それだけで、その方は「俺は男だ!」とスッキリ爽やかになれるのです。

尊厳という言葉を、こういうときにこそ立ちションに捧げます。

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posted by Butoh at 17:05 | Comment(1) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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