2009年08月18日

Butohの介護哲学:その1

社長の“哲学”?
私はあるのだろうか…考える。

いつまでも本来の自分を失わず、
“私”を“私”として生活を続けたい、続けて欲しいと
思います。

認知症の進行された方でも、その方の歩んでこられた
それぞれの生活歴を感じられる個性を維持しておられます。

そのお一人お一人の言動に敬意を払わずにいられません。
必ず、過去の生活を想像するに及ぶ、苦労の断片が伺われるからです。

認知症にて一見様々な手続きが分からなくなっておられるからと、
ぞんざいに扱われるのは、大間違いですよ。
ちっ(怒った顔)

子どもとは違い、その人なりの長い人生の歴史は、
確実にご自信の身に培われているのです。

まずは、悲しい思いをそれぞれの心の中にしまいつつ、
現代の豊か過ぎる時代を築いてくれたお一人お一人
なんだということ、我が心の石杖としましょう。

その思いを自分の思いとしてこそ、自己実現を目指し、
介護というお仕事をさせていただけると考えております。

逆説を言うなら、まずこの思いがない人は、介護の仕事に
携る資格がないと言うことではないでしょうか。

私Butohには、夢がありますハートたち(複数ハート)

まず、皆さんに最後まで心を以って添い遂げさせていただきたい
ということ。

次いで、どんなに進行した認知症の方も、その人らしく生活を続けて
いただきたいということ。

勿論、たまたま認知症という障害をお持ちになって沢山の
支援が必要になられた方。

私達専門職は、ノーマライゼーション実現のために日々学習を
深めております。

私の夢は、心あるご家族のためにも、全てを包む家を造りたいのです。

そのためには、私の一方的な考えに留まらず、ご利用者のお人柄も
多岐にわたっておられる様に、様々なアイディアが必要です。

当事業所は、代表の自己実現に留まらず、広く心ある職員のアイディアも
大切な頼りとし、夢を実現していきたいと思います。

結果、ご利用者の痛みを、自身の心にできない職員は要らないのです。
本日の終礼で、排泄が心配なご利用者に、「鍵締めをしないでくださいね」
とお声がけをした、と報告がありました。

皆さん「鍵を閉めないでトイレをご利用下さい」と言われたら、困ってしまいませんか?

私は「NO!」を主張しました。お年寄りと言えども、同じなのです。
まず「自分なら」を忘れないで下さいね黒ハート

私の“哲学”は、仲間と共に!
皆で作り上げる「すまいる」を目指しています。

いくつになられても、年齢を重ねられれば重ねられるほどに個人を尊重したい。

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posted by Butoh at 01:31 | Comment(2) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月17日

“当たり前”の介護できていますか?

良いサービスを目指し、模索してきました。

でも、ふと気が付くと、“当たり前”のサービスさえできていたのでしょうか?


事業所開設当初から、繰り返し、職員の皆に言い続けてきました。

「言葉遣いには気をつけましょう!!!」

自身の中で、年上の方、目上の方に尊敬語・丁寧語・謙譲語を
使うことは、人対人の関係において、先ず当たり前のことです。

しかし

人生の大先輩、高齢者の方々に平気で“タメ語”を使う
人たちに出会うたびに
私の価値観では、違うでしょう…なぜだろう?になるのです。

とにかく、当事業所では、徹底的に言葉使いには
うるさいButohです。

だって
言葉使いって、人間性が表出して見えませんか?

例えて言うのですが
私は、会社の代表です。
ご利用者に“タメ語”を使う職員も、
私には、皆、丁寧語を使うのです。
なぜ?どうして?

「私より、もっともっと、年上の大先輩ですよ。」
と言うと、職員も納得してくれます。

そんな“当たり前”を、今も日々繰り返している
『すまいる』です。


挨拶から労いの言葉…、言葉遣いに始まり
対応の姿勢は低く
介護の技術は、ご利用者に安楽に
部屋の様子から、お風呂、トイレ…
玄関の鍵閉めなんてとんでもありません(夜間以外)


さて、皆さん
こういう“当たり前”の介護
ができていますか?


良い施設にしたいと、職員の喚起を始めとして、
サービスの向上を目指してきました。

でも、“良いサービス”なんてまだまだ先!
良いサービス”と言うものさえ、今は見えなくなりました。


我が『すまいる』で“当たり前”のサービスが
できているのでしょうか。

一つ一つ皆で振り返りつつ、0地点に立つことを
目標としたここ数日です。

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posted by Butoh at 00:48 | Comment(2) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

Butohこれでいいのか・その3

『すまいる』の中は、てんやわんやイベント

皆さんが作ってくれた料理、おばあちゃんが持ち寄ってくれた漬物、
参加できない職員が持ってきてくれた料理に、オードブルレストラン

おばあちゃん達の顔が輝いていますぴかぴか(新しい)
さぁーて、初めての、老若男女合同コンパの始まりですバー



「やるんですね?」
A施設を一緒に見学に行った職員が、言った。

「うん」と答えながら、ファイルを手に向かった。

静かな相談室で電話をかけた。
タブーは良くわかっている。
だけど、何事もアタックしてみなければわからない。

電話口のIさんの娘に、
「ご家族の決断に、私が立ち入るべきところではないことは承知の上で
お願いがあって電話をさせていただきました」

「…」

「Iさんに、ここに残って頂きたくてお電話しました」

電話の向こうは、涙声です。
「入所が決まって以来、母を、置いて来なくてはならないと思うと、
眠れない日が続いています…

 今日も、名札付けをしなければならないと思いながら
できないでいました。」

「A施設入所を考え直してもらえないでしょうか?
今日、見学をさせてもらって来ました。
あんなところに突然連れて行かれたら、あっと言う間に
Iさんに人格は崩壊してしまいます。

私からお願いがあります。
このまま、お付き合いをさせてください。」


「でも○○(利用料負担)負担が、もう精一杯なんです。」

「そんなことに、Iさんの人生を替えることはできません。
これは、私からのお願いなんです」


言った!これでいいのだ!
電話の向こうの娘さんは、泣いていた。
ご姉妹と相談して、明日、連絡をくれるとのこと。


そして今日電話をいただいた。
「お願いします。」
二人とも、あっちとこっちの電話口で泣いた。


やったー!


まだ、おぼろな姿しか見えないが
桃源郷”皆さんが安心して住める‐家‐を創ることが、私の夢である。
夢は諦めなかったら、必ずこの手にできる!
自分を大切にできない人が、人を大切にできるはずがない!
自身の心に耳を澄まし、後悔は残したくない!


以上、私の心の杖であるパンチ


昨夜は、むかーしのお姉さま方から、たいへんなおもてなしを受けて
帰宅後、キッチンマットの上で、歯磨きをしながら眠ってしまいました眠い(睡眠)

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こんな無鉄砲な私を支えてくれる、スタッフのみんな
心から感謝しています
「ありがとう揺れるハート

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posted by Butoh at 21:29 | Comment(5) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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